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カレン素数の日記

1000文字程度の文章をぼちぼち更新しています。暇つぶしの読み物にどうぞ

少年誌に連載する女性作家たち

私は少年ジャンプを愛読している。ジャンププラスもスマホに入っている。

「少年」ジャンプというくらいだから、元々のターゲットとしては男性なのだろう。統計は知らないけど、多分今も読者は女性より男性のほうが多いはずだ。

しかし、少年ジャンプで連載する女性作家は多くいる。家庭教師ヒットマンリボーンなんかは人気女性作家のド定番だろう。

人気を博したラブコメいちご100%の作者も、今連載しているネバランも鬼滅の刃も女性である。ジャンププラスでお気に入りの恋するワンピースの作者、伊原大貴さんも女性だ。

性別を公表していない作家も多いので(ハイキューとか)、実際はさらにまだ多いだろう。

サンデーは高橋留美子筆頭に、結界師田辺イエロウハガレンも女性作家による作品だ。

 

彼女らの多くは性別不明なペンネームを用いているため、調べてみないと女性かどうかわからない。今あげた作家たちも、男性だと思い込んでいた人もいるだろう。

 

何故、女性らしいペンネームではないのだろうか。

それは読者に問題がある。女性を毛嫌いする男性読者の存在である。私としては、その作品が面白ければそれでいいのではないかと思うが、どうやらそういう訳にはいかない昭和頭の人間がまあまあいるらしい。難儀なことだ。

 

少年漫画を描く女性作家には多少、共通点があると思う。個人的に感じたことでしかないが。

まず1つ目は、表紙が水彩、ということだ。

当てはまらない女性作家も多いが、表紙が水彩の少年漫画はまず女性作家である。言い切ってしまった。あとで誰かに怒られませんように。

例としてはリボーンである。表紙が水彩と言ったが、表紙の絵柄と中身の絵柄がちょっと違うのも女性作家らしいなぁと思う。「1枚絵」となると丁寧になるのかな。

2つ目は、ヒロインのお色気シーンでエロさが薄いということだ。このような真面目な文体で書く内容じゃねえ。ごめんなさい。

結界師を幼い頃から買い集めていたが、その頃は男性が描いてるもんだと思っていた。しかし、時音ちゃんのお風呂を良守が覗いてしまうシーンであれ?と思った。エロくない。

当時私はまだ齢9つである。なんと気持ち悪いガキだろうか。ちなみに結界師の1番エロいシーンは竜の変化から人間に戻る時の竜姫である。すみません。

 

これから、更に少年誌に女性作家は増えていくと思う。それを懸念する掲示板なんかもあるが、なにを懸念する必要があるだろうか。作者の性別がなんであれ、たくさんの面白い作品が世にでるのはとても楽しみなことだ。